衣類と洗濯槽の洗浄効果|洗濯機でウルトラファインバブルを使うことの効果を解説

本記事では、洗濯機でウルトラファインバブルを使うことによる衣類や洗濯槽の洗浄効果について実験結果をもとに解説します。
ウルトラファインバブルとは
ウルトラファインバブルとは、直径1μm(0.001mm)未満の目に見えない微細な泡のことです。通常の気泡はすぐに水面に浮かんで消えますが、ウルトラファインバブルは極めて小さいため浮力がほぼゼロに近く、水中に長時間留まることが可能です。ウルトラファインバブルが存在する水は濡れ性が上がり、接触角が減少する傾向があり、細かい隙間に入り込んで水流により汚れを流すことができます。
さらに、ウルトラファインバブルはマイナスに帯電し、プラスに帯電する汚れにくっつくことで洗い流せる点も特長です。
ウルトラファインバブルによる衣服の洗浄効果
ウルトラファインバブルは衣服の洗浄効果を高める特性を持っており、実験によってその効果が確認されています。
10か月後もYシャツの白さが持続
同種のYシャツを着用後繰り返し洗濯し、10か月後の汚れの状態を比較する実験を行いました。その結果、「水道水+洗剤」は、全体的な黄ばみが付着した状態だったのに対し、「ウルトラファインバブル水(UFB水)+洗剤」は黄ばみが無く白さが持続していました。
UFB水の方が黄ばみの元となる汚れを落とし、きれいな状態を維持していることが確認できる結果となりました。


| 【実験概要】 | |
|---|---|
| 1.試験目的 | ウルトラファインバブル水(以下UFB水と称す)の洗浄効果には、汚れの再付着防止も見込めるため、同種のYシャツを10か月間、着用後洗濯を繰り返した場合の衣類汚れの比較試験を実施する。汚れ比較を行うため、「水道水」と「UFB水」を同条件で実施し評価する。 |
| 2.試験対象 | 男性用Yシャツ 2枚 |
| 3.試験方法 | 着用日数:週2日間 合計76日間(土日祝日除く) 着用時間:1日/約8時間 試験条件:平均水温:12℃ 平均室温:15℃ 平均湿度:50% 試験水量:14L/min 試験水圧:0.3MPa |
| 4.洗濯条件 | 試験洗濯モード:標準 水量:33L 洗い:10分 すすぎ:2回 脱水:5分 |
ウルトラファインバブルによる洗濯槽の洗浄効果
ウルトラファインバブルは衣類だけでなく、洗濯槽の裏側についた黒カビや洗剤の残りかすの間に入り込み、汚れを落とすこともできます。
15年間使った洗濯機も180日間で洗濯槽がきれいに
15年間使用し洗濯槽が汚れている洗濯機にてUFB水を使用して洗濯(洗濯物や洗剤は入れず)を繰り返す実験を行ったところ、洗濯槽の汚れに対する洗浄効果が認められる結果となりました。



| 【実験概要】 | |
|---|---|
| 1.試験目的 | ウルトラファインバブル水(以下、UFB水と称す)は洗浄効果があるため、洗濯槽に対する洗浄効果を検証する。 |
| 2.試験(洗濯)条件 | ①洗濯モード:水量58L、洗い15分、すすぎ3回、脱水5分(洗濯時間40分) ②平均室温:20℃ 平均湿度:55% 平均水温:13℃ ③水量:16L/min 試験水圧:0.3MPa ④試験水種:水道水 ⑤洗濯物や洗剤は入れず空回しとする |
洗濯機でウルトラファインバブルを使う方法
洗濯機でウルトラファインバブルを使うためには、洗濯機用発生装置を設置する方法と、水道管の元栓に発生装置を設置する方法があります。
洗濯機用発生装置の設置
洗濯機用の発生装置を設置することで、洗濯槽に送られる水をウルトラファインバブル化することができます。繊維の奥まで水と洗剤が浸透しやすくなり、洗浄力を高めたり、ニオイを抑えたりする効果が期待されます。
洗濯機用発生装置の設置方法としては以下の3つがあります。
発生装置付きホースに付け替える
最も手軽に始められる方法です。既存の給水ホースをウルトラファインバブル発生機能付きホースに交換するだけのため、特別な工事を必要としません。
| 特徴 | 工具が不要で設置が簡単 |
|---|---|
| メリット | 低コストで導入可能 |
| デメリット | バブル発生量が限られ、効果が洗濯機の給水時に限定される |
| 適しているケース |
|
発生装置を給水口に付ける
洗濯機の給水蛇口(または水栓)とホースの間に発生装置を接続する方法です。水圧や流量を安定させつつ、給水全体でバブル水を生成できます。
| 特徴 | 比較的高い発生効率で安定したバブル生成 |
|---|---|
| メリット | 設置には工具が必要な場合がある |
| デメリット | バブル発生量が限られ、効果が洗濯機の給水時に限定される |
| 適しているケース | 既存洗濯機を活かしつつ、より確実に洗浄効果を高めたい場合 |
発生装置付き洗濯機を導入する
ウルトラファインバブル生成機能を内蔵した最新モデルの洗濯機を導入する方法です。発生装置が内蔵されているため、最も安定した効果が得られます。
| 特徴 | 機器とシステムが一体化しておりメンテナンスが少ない |
|---|---|
| メリット | 洗濯の全工程でバブル効果が最大限に発揮される |
| デメリット |
|
| 適しているケース |
|
水道管の元栓に発生装置を設置
元栓設置型装置を導入し、住宅全体をウルトラファインバブル化する方法です。洗濯機はもちろん、浴室やキッチン、トイレ、洗面台など水道水を使用する設備全体をウルトラファインバブル化することができ、すべての設備で同様の効果を得られます。
| 特徴 | 家全体の水をウルトラファインバブル化できる |
|---|---|
| メリット |
|
| デメリット | 設置には専門工事が必要 |
| 適しているケース | 新築工事やリフォーム時に家全体のウルトラファインバブル化を検討している場合 |
家中まるごとウルトラファインバブル化
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